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04月01日(水)

最高のバッハ

ヨハン・セバスティアン・バッハの作品の中のどれが一番好きかとか、どれが最高か、なんて、客観的にはほとんど意味のない話題である。しかし、自分の中の遊びとしては楽しいし、たとえば十年後に読み返してみれば、日記として少しは当時の自分を振り返るよすがとなるかもしれないので、やってみる。これから折々に大作曲家を一人ずつ取り上げていきたいと思っている。

 ということで、今の気分で選びたい一曲は「平均律クラヴィーア曲集第1巻の中のロ短調の前奏曲とフーガ(BWV869)」である。平均律曲集1セットを選んでもよいのであれば、そうしてもよいが、正直言うと、1巻だけでも全曲聴き通すのは、しんどいので。その意味では、ロ短調の曲の中でも圧倒的に前奏曲が好きで、それに続くフーガはそれほどでもない。この前奏曲は以前、NHK-FMの番組のオープニングに使われていたと思う。なにか一歩一歩進んでいくようなところが何とも言えず崇高な感じで心を打つ。

 歩いていくような感じといえば、アニメ映画「カリオストロの城」の結婚式のシーンで流れる曲(パストラール BWV590)もとても印象的だと思うが、ヴァルヒァの旧録音ではとてもあっさり弾かれていて、映画の中でのイメージの落差にとまどった。

 平均律クラヴィーア曲集に勝るとも劣らない一曲は、「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータからパルティータ第2番(BWV1004)」。その中のシャコンヌである。この曲こそ人類が残した「究極の一曲」ではないかと思う。もちろん他のソナタもどれも宇宙的深遠さをもつ名曲ではあるのだが。

 「平均律」にせよ、「無伴奏ヴァイオリン」にせよ、あまりにも有名で、私があれこれ言うまでもなく、しかも、若干息がつまってしまう。もう少し気楽に聴ける曲としては、「フランス風序曲(BWV831)」を挙げておきたい。この曲はバッハの数少ない出版作品の一つで、もしかしたら作曲者本人も自信があったのかもしれないと想像するのだが、どうだろうか。

 器楽曲ばかりになってしまったが、また気が向いたら、他の曲についても感想を記録しておこうと思う。
 

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