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05月24日(日)

昼下りの情事 (B. ワイルダー, 1957)

連休中に実家でごろごろしていたときに、NHK BS でヘプバーンの名画二本をやっていたのをみた。一本は W. ワイラー監督の「おしゃれ泥棒」 (1966) で、もう一本が「昼下りの情事」だった。どちらも何十年か前にみたことがあったのだが、もちろん今回も楽しく見ることができた。「おしゃれ泥棒」に関しては、ちょっと前に「おしゃれ泥棒2」という、実は前作とはまったくつながりのない作品をみており、20 年を経たヘプバーンの老け方に感慨を覚えたが、今回強く印象に残ったのは、「昼下りの情事」の方だった。

 今回見て強く思ったのは、「これはハッピーエンドなのだろうか」ということ。主人公は音楽学校の学生で、他人への心遣いのできない同年代のボーイフレンドに物足りなさを覚えているところに、父親の仕事の関係で偶然知った初老のプレイボーイ(G. クーパー)に心魅かれる。プレイボーイの方もこれまでつきあってきた女性達とはまったく異なる主人公に対する独占欲が芽生え、彼女と別れることができなくなって、ついには結婚するという話なのだが、どう考えてもこの二人がその後幸せに暮らしました、めでたしめでたし、という展開になるようには思えないのである。そういう風に思える人が本当にいるのだろうか?G. クーパーが女性に如才なくふるまえるのは、別に若者よりも経験を積んでいるだけで、決して心が優しいからであるとは思えないし、結婚した後に楽しい女性とのつきあいを忘れられるとも思えない(ちなみに、G. クーパーは格好いいけど、あまりお金持ちのプレーボーイにはみえないのも問題)。強いて言えば、ヘプバーンがその後苦労を重ねて、大人の女性になって離婚でもすれば、その後幸せになれるのではないか、なんて余計なことを思ってしまった。
 

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