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07月11日(土)

Janett L. Gardy, "A Breederax for Dalia", Nature 460, 140 (2009)

2009 年7月2日付けの Nature 誌 Futures は、一応プロの作家によるものらしく、久々のスペースオペラ調のもの。タイトルの Breederax というのは、どうやら一種の人工生命体(有機ロボット?)みたいなものなのだと思う。どうしてそういう名前になっているのかよくわからない。他にも、ちゃんと辞書で調べていないが、辞書にも載っていなさそうな SF チックな造語が多く、どこまで理解できているのか自信がない。とはいうものの、出だしは最高にスリリングで、まずまず楽しめた。

 ストーリーの骨子は、Dalia という主人公は目を覚まして、眠る前に Odok を空のワインの便で殴り殺したことを思い出す。Dalia は実は豚を輸送する宇宙船を一人で運転しているらしく、Odok はエウロパ星で拾った Breederax だった。彼女は Klaustron 星人と交信して、代わりの Breederax を用意するよう交渉する。この会話が一つの楽しみどころで、落ちは、彼女が Odok を殴り殺したのは、彼が酔っぱらって豚の世話をしなかったかららしいことがわかる、といったところか。SF らしいといえば、とても SF らしい作品と言えよう。
 

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