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08月11日(火)

クライマーズ・ハイ (原田眞人、2008)

横山秀夫の原作の映画化。原作は未読だが、以前に NHK でドラマ化されており、それも一種異様な重厚な迫力をもっていて印象に残っている。ただし、ドラマの方はかなり以前に観たので、細かい筋書きなどは忘れてしまっており、今回の映画化とは細かい設定や筋書きがかなり異なっているような気がするのだが、それが脚色の違いなのか、記憶違いなのかがはっきりしない。

 1985 年におきた日航機の墜落事故に直面した地方新聞社内の人間ドラマというべきか。何十年に一度という大事件に直面したときの熱にうかされたような一週間を、山登りのときの興奮状態にオーバーラップさせたつくりである。主人公は自分の正義感に従って突っ走るが、他の立場の人には別の正義というか論理があるわけで、そのあたりのぶつかりあいは観ていて引き込まれる。ただ、ラストで息子との和解を強調して、カタルシスを用意しているのは、商業映画としては正解なのかもしれないが、ちょっと大人のドラマの味わいを薄めているような気がしないでもない。ともあれ、NHK ドラマと比べてはるかに短い時間の中で、これだけ濃密なドラマを詰め込めたことは評価に値するだろう。
 

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