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09月06日(日)

Joe Dunckley, "The Gower Street cuckoos", Nature 460, 1170 (2009)

2009年8月27日付け Nature 誌の Futures は、正直言ってちゃんと理解できたかどうか自信がない。ゆっくり再読すればもう少し理解が深まりそうであるが、今忙しくてその余裕はない。タイトルからして難しいが、Gower Street とは、イギリスのオックスフォードの近くの街の名前で、舞台となる最先端の研究所がある。google で検索してはじめて知ったが、この研究所の名前 Midwitch は、ジョン・ウインダムの古典的 SF "The Midwitch cuckoos"(邦題:呪われた村)からとられているらしい。したがって、このカッコーとは、他の鳥に自分の卵をかえさせる存在ということになる。ただし、cuckoo には頭のおかしい人という意味もあるらしく、今回のお話ではこちらを示しているのかもしれない。

 あらすじは Charles Quackenbush という天才教授が、鉄道に乗車しながら、コンピュータをひろげて仕事をしていると、アナウンスがあり、鉄道がしばらく全線停止する。構わず仕事を続ける。その内容は、なぜかうまくいかない学生実験の理由を考えること。いろいろ追跡調査をしていると、グリオーマ細胞のストックや記録がおかしくなっているらしいことに気づく。鉄道が動き出したとき、彼には不完全ながら状況を説明する仮説ができていた。急いでラボにもどるが、時既に遅く、実験室には Esther という女性が細胞のフラスコをもったまま、血まみれで死んでいた。Charles はこっそり死体からフラスコを取って、インキュベーターにもどしてしまう。そのため、彼の足跡が血だまりにできてしまい、法廷で窮地におちいる。結局彼は Broadmoor 精神病院にいれられるが、自分の研究試料を守り通す。

 海外の鉄道がよく停止することを経験しているので、リアルタイムの描写はなかなか面白かった。しかし、全体のつじつまが理解できているのかどうかが心もとない。現状では星二つ。
 

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