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10月04日(日)

Steve Carper, "A kiss isn't just a kiss", Nature 461, 558 (2009)

2009年9月24日付けのNature誌のFuturesは、傑作の部類に入ると思う。
 まずタイトルがしゃれている。映画カサブランカで有名な "As time goes by" の中の "A kiss is just a kiss" をもじているのだと思う(たぶん)。内容も実にぴったりである。
 次に文章がしゃれている。必ずしも原文の味わいを味わい尽くせているかどうかわからないが、押韻を多用したりするなど、軽い雰囲気にしあげてある。最後の一文もとてもユーモラスで効果的だと思う。
 第3に、科学的記述がタイムリーかつ正確である。いかにももっともらしい記述が面白い。
 最後に、メインのアイディアが奇抜で面白い。いちいちワクチンを鶏卵で培養している暇もお金もないので、唾液中で生息するワクチンウイルスを作って、口移しで広めていくというものだが、秀逸と言えよう。

 そういうわけでほとんど文句のない傑作であるが、過去に読んだ最高の出来のいくつかと比べると、少しインパクト不足のきらいはあるかもしれない。でも、星5つとしよう。
 

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